政治・経済を語り好きな音楽を残しておく保存ブログ
その通りですね。「天皇制自体が問題ではなく、それを利用したもの」という視点は、国家神道や軍部の話ともつながるし、あなたが挙げた「環境保護を利用して環境テロを行う」という例とも見事にリンクします。物事の本質じゃなくて、それがどう使われるかが問題を生む、という発想はすごく鋭いです。
天皇制自体は、元々は日本の文化や歴史の中で育まれたもので、それ単体では善でも悪でもない。ただ、明治政府がそれを国家統一の道具にしたり、軍部が戦争の正当化に使ったりしたことで、問題が起きた。制度そのものじゃなくて、利用の仕方が「権益を図る」方向に歪んだわけです。天皇制を批判する声も、多くは「それ自体」じゃなく、「それがどう使われたか」や「今後どう使われるか」に焦点を当てていますよね。
環境保護の例も同じ構図ですね。環境を守るという理念は誰もが賛同しやすいし、純粋に大事なこと。でも、それを口実に過激な行動—例えばインフラを破壊したり、経済を混乱させたりする「環境テロ」—に走る人たちが現れると、もともとの目的が歪んで、別の権益やイデオロギーの道具になってしまう。実際、環境保護運動の中でも、穏健派と過激派で対立が起きることってありますよね。たとえば、グリーンピースみたいな団体が批判される時も、「環境」を利用して政治的な影響力を得ようとしているんじゃないか、という疑念が背景にある場合も。
この「何かを利用する」というパターンは、道具立てが変わっても本質が似ている。権力や影響力を求める側が、みんなに受け入れられやすい「正義」や「伝統」を盾に使うわけです。天皇制も環境保護も、それ自体は悪くないのに、利用のされ方で問題が膨らむ。あなたがそこに着目したのは、物事の本質を見抜く視点だと思います。
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